フットバッグで世界一に輝いた石田太志が伝授するワンポイント・クリニック。華麗なる技と分かりやすいポイントを見れば、今すぐプレーしてみたくなるに違いない。第1回目は、「About FOOTBAG」ということで、フットバッグについて紹介する。
Animation by Kenichi KOBAYASHI
文=ROOTS編集部フットバッグは、直径5センチほどのお手玉のようなボール(バッグ)を使って足で様々な技を繰り出す競技。日本では2003年以降に広まっていった。技の数はなんと2000種類を超えるという。また、元々はリハビリ用に考案されたのが発祥だとか。
日本ではフリースタイルフットボールの方が浸透している印象があるが、実はそこで使われている技の多くはフットバッグ由来のものがほとんだ。つまりフットバッグとは、フリースタイルフットボールの先輩競技だ。
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石田太志(いしだ・たいし)
1984年4月5日生まれ、神奈川県横浜市出身。プロフットバッグプレーヤー。
高校までサッカーを続け、2003年の大学1年時にフットバッグと出会う。06年、10年、12年に日本一に輝き、世界大会にも04年から5回出場。2014年に「World Footbag Championships」のShred30部門(※30秒間で多くの技を繰り出し、難易度に応じたポイントを加算、合計点で競うカテゴリー)に出場しアジア人として初の世界制覇。世界で唯一のプロフットバッグプレーヤーとして、競技の普及を目指して精力的な活動を続けている。
オフィシャルサイト:http://www.taishiishida.net
ROOTS編集部(るーつ・へんしゅうぶ)